強くしなやかな体幹を作る。体をさまざまな方向に回転させる。全身を使って弾む。運動が巧みになる基礎はこの三つにあると考え、子供たちが自由に遊ぶ中でこの能力が自然と身につくことができないだろうかと考えました。Kepler Towerでは、一番下の遊具で子供たちがぐるぐる回転することで体幹が鍛えられ、体を捻りながら上がっていく遊具を上部に設置し、全身を使って弾みながら周回できるようにしました。体で遊ぶことは子供たちの未来をひらく土台となります。コロナ禍で我慢しなければいけなかった子供たちが元気いっぱい遊んでくれることを願っています。
Kepler
ぐるぐると走ることで身体の軸を意識し体幹を鍛えることができる、左右非対称に設計されたスラローム遊具。シンプルな形状でありながら、斜面の角度の違いがスピードの強弱を生み、子どもたちを惹きつける。
Kepler Tower
1階に巨大な2重のスラローム。2階にロープをかいくぐりながら進む広いネット空間を持つKepler Towerは、「不安定な場所を歩く」ことにより体幹を鍛え、遊びながら身体の軸を作り上げることができる総合遊具。